もう10日ほど前の話ですが、、、
ユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました。
前回が2016年1月だったので、3年半ぶりくらいですね。
価格体系が大きく変わった(値上がりしてる!)ってのは何となくわかっていたのですが、どれくらい変わったのか比較してみました。

① 1デイ・スタジオパス(入場券) 2016年1月 5,000円 ⇒ 2019年9月 8000円(60%アップ)
(ダイナミックプライシングとまではいかない)混雑具合による変動価格制も導入されていますが、とはいえ値上げですねー。東の方のランドも値上げしていますし、水道の蛇口理論で客数絞りでサービスの満足度アップを目指しているのか。。。

② エクスプレスパス
2016年1月 エクスプレスパス5 4500円 2019年9月 エクスプレスパス4 12000円 5が4に減ったにも関わらず、値段は大幅アップ!?(166%アップ)。一応、税込 7,800円~14,800円となっているものの、12月までみても、だいたい12000円~14800円の価格帯です。

USJの狙いは何でしょう(よくわかりません。)
①エクスプレスパス購入層は、値段なんて気にしないはず!(確かに無意識に買っていた!)
②エクスプレスパス購入層の(価格以外で)満足度を高める(配布枚数を絞ってる? エクスプレスパスだとほぼ並ぶことなく行けたし、使っている人も少なかったような気がする・・・、けど、2016年当時も別に並んだような記憶はありません。)
③エクスプレスパス利用者を少なくし、一般入場者との差を少なくする。一般入場者の満足度を高める?(長蛇の列の横を並ばずに進んでいく、エクスプレスパス持ちは、うらやまれる存在?)
その他、どうもネット販売以外の旅行会社(エクスプレスパス付ツアー)に相当数流れているような印象があります。相当な値上がりですが、予定枚数が終了(売り切れている!)しているものがかなりあります。

さて、USJもディズニーも値上げという話になると大いに盛り上がり、「もう行かない。」「絶対お客さん減る」「業績悪化だな」みたいなことをネットやテレビ報道でよく言われます。しかし、果たしてそうでしょうか? 本当にユーザーは500円値上げされたからといった、「もう行かない!」となるのでしょうか?
私の知り合いに年に数十回ディズニーに行くヘビーなディズニー愛を持った女性がいます。その人に値上げについて聞いたことがありますが、「値上げ、もっとやって!」という反応でした。もちろん、値上げによって他(アミューズメントパークなのか、その他のご楽なのか)に行く人もいるでしょう、でもコアな顧客は、値上によってサービスの質が上がれば、その方がいいと考える人もいるんでしょう。混雑が減る、モラルの低い顧客の減少、スタッフの働く意欲の向上によるサービス品質アップ、新しいコンテンツができる、etc. もしかしたら、決して言わないですが、良い意味で「顧客の選別」を始めているのかもしれませんねぇ。