2017.8.19 日本経済新聞記事「SNS世代交代の波」の備忘録

○全年代でのスマートフォンの利用率は年々増加し、ついに7割を超えて71.3%となった。

○20代でfacebookを使う人の割合は54.8%と前回調査より6.8ポイント低下。10代では4.4ポイント低下の18.6%と2割を切った。一方、30~60代で利用率は上がっている。

○Instagramの利用率は全年代で20.5%。10~30代で多く増加しており20代のインスタグラムの利用率は45.2%と世代別で群を抜いて高い。

○ツイッターは20代で59.9%と5.1ポイント伸び、初めてFBを逆転。10代では1.9ポイント減ったものの、61.4%とFBの3倍超となった。

○6つのソーシャルメディア(LINE, Facebook, Twitter, mixi, Mobage, GREE)のいずれか1つ以上を利用している率は、全年代で66.5%か ら71.2%に増加。以前ほどの勢いはないが、50~60代で10ポイント超増加するなど、高い年代まで利用が浸透しつつある。

データ元となっているのは、総務省「平成28年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」。6つのソーシャルメディアをLINE, Facebook, Twitter, mixi, Mobage, GREE としているのはいかがなものか、という感があるが、定点観測しているためしょうがないのか。せめて、Instagramは追加してほしいな。

タイトルの「SNSの世代交代」であるが、世代交代ではなく、世代ごとに棲み分けがはっきりしつつあるということではないか。ただ、印象としては、30代40代もInstagramに進出し始めていて、その内facebook化(若者がやらなくなる)するのかな、とも感じる。