2017.6.26 セミナー個別相談 備忘録

ターゲット設定が大切であることを知ってもらうことはたやすいが、本当に理解させることは難しい。特に自分のビジネスに置き換えて考えてもらうことが難しい。老若男女、とは言わないが、それに近い話が多い。

老人用の介護食と若年(この場合は、30代や40代)向けの土産品が、全く同じでいいわけがない。いや、せめて中身が同じでも、”しつらえ”を顧客の用途、売場に応じて、ちょっと変えることを意識するだけでも、違ってくるのに、惜しいなと思う。

「うちは人が少ないから、そんなフットワークよくできない。」「パッケージにお金かける?お金ないからムリムリ」「いいもの使ってるんだから、そんな掛率で販売したら原価割れしちゃう」・・・わかるよ、それは。でも、お客様(消費者やバイヤー)にはそんなこと関係ないんだよ。消費者は「自分に向けられて商品であるか、否か」、バイヤーは「自社の条件に合致するか、否か」だけ。だって、ものが溢れてる時代だから、他を探せちゃうんだよ。

経営資源が乏しい?、だからこそターゲットを絞って、経営資源を集中させる必要がある、ということなのだが。