若者と原付の多さ、暑さもあって、活気溢れるベトナムですが、生活水準の向上に伴って、変化の兆しがあるようです。

技能実習生として日本に行く若者は、「家族の生活を背負って。」とか「できる限りお金を稼ぎたいから、残業をどんどんしたい。」といったイメージが強いのですが、最近は「実習生としてお金をもらいながら日本の生活を楽しみたい。」「だから休日はしっかり休みたい。残業したくない。」というコも増えているそうです。

また、若い女性は「早く結婚したいけど、お金がないから30歳くらいまで働いてお金貯めなきゃ」とか「子供はたくさん欲しいけど、お金がたくさんかかるから…」みたいなことを考えるコも増えているようです。どこかの国で聞いたことがあるような…。

いずれにせよ、間違った価値観のままいると、良かれと思ってしたことも、結果として不平不満に繋がりかねません。ベトナム人は真面目、勤勉、親日、ハングリー精神がある→だから「多少の無理・無茶でも大丈夫!」、「36協定?知らんがな。」ではなくって、日本人の普通の若者と近い価値観を持ってる、位の気持ちで接する、働きやすい環境を作ってあげることが普通に大事だと思います。